iPhone XS/XRはバッテリー切れでもSuicaが利用可能
2020年11月17日

iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRには「予備電力機能付きエクスプレスカード」という機能が搭載されています。
この機能は、iPhoneのバッテリーが切れてしまっても予備電力でSuicaなどのカードを使うことができる機能です。
2016年に発売されたiPhone 7シリーズから、iPhoneはFeliCaを搭載し、Suicaなどの電子マネーが使えるようになっています。
従来は、iPhoneのバッテリーが切れると、この電子マネーも使えなくなってしまっていました。
ですが、「予備電力機能付きエクスプレスカード」が付いているiPhone(iPhone XSやiPhone XS Max)であればバッテリーがなくなっても、最大5時間までSuicaなどの電子マネーが使えます。
iPhoneのバッテリーが切れた時、エクスプレスカードが使えるかどうかを確認するには、iPhoneのサイドボタンを押します。
ただし、この操作を何度も行うと、エクスプレスカード用の予備電力が大幅に減少する可能性があります。
また、iPhone の電源を切ると、この機能は使えなくなります。
iDやQuicPayは非対応
なお、この機能はエクスプレスカードとして設定できるカードに限定されるため、iDやQuicPayは非対応です。
「バッテリーがなくても使える」訳ではないので注意
「予備電力機能付きエクスプレスカード」は名前の通り、予備の電源を使う仕組みです。
バッテリーがなくても電子マネーが使える機能ではありません。
当然ですが、予備の電源にも限りがあるので、バッテリーが切れた後、長時間充電しないと「予備電力機能付きエクスプレスカード」も利用ができなくなる可能性があります。
公式では、最大5時間と発表されています。