90%以上の確率で儲かる!?「IPO株」とは?

高確率で値上がりし、比較的カンタンに儲けることができる「IPO株」について解説します。
IPO株とは
IPO株とは、カンタンにいうと「これから上場する予定の株」です。
株式会社は、規模の拡大などを求め「上場」を目指します。
上場することで、その会社の株が証券取引所で取引(売買)されるようになり、誰でもその会社の株を買うことができるようになります。
新規上場が約束された株式は、上場前に情報が公開され、上場直前に購入予約を受付開始します。
この「上場前の期間に予約して買う株」のことをIPO株と言います。
IPO株は儲かる!?
株は通常、買う人が多ければ株価が上がり、売る人が多ければ株価が下がります。
この値動きをうまく読んで株を売買することができれば、利ざやでお金を稼ぐことができます。
例:100円の株を150円で売った→差し引き50円の儲け(手数料等は除く)
とはいえ、株価が上がるか、下がるか、カンタンに予測できたら苦労はないですよね。
しかし、IPO株は予約受付の際に「公募価格」が値付けされます。
ここ数年、新規に上場した企業の約8割が、公募価格より初値が上回っています。
2015年に至っては、新規上場した92社のうち、82社は公募価格を上回る初値がついています(新規上場の9割が公募価格より初値が上回っています!)
IPO株の購入は抽選で当たった方のみ
IPO株は8~9割が値上がりする、非常に儲けやすい株だということは理解できたかと思います。
こんなに”美味しい株”があるなら、みんなIPO株を買えばいいのでは?と思いますが、世の中にはそんな美味しい話はありません。
IPO株はその数に対して、購入希望者が非常に多いので、基本的に抽選です。
抽選で当たった方のみがIPO株を購入することができます。
ただし、抽選といっても、”お得意様”や資金の多い方が抽選で有利になる証券会社もあるので、資金が少ない方など、IPO投資の初心者の方は注意しましょう。
マネックスは100%完全平等抽選
証券会社「マネックス」の抽選方法は100%完全平等抽選で、資金が多い方やお得意様が有利ということはありません。
資金が少ない方にも平等にチャンスがあります。
IPO初心者の方にオススメです。
IPO投資にオススメの証券会社
IPO投資をするためには証券会社の口座を開かなければなりません。
IPO株は、証券会社ごとに配分が決まっているので、割り当ての多い証券会社を選ぶと、抽選にも当たりやすくなります。
逆に、割り当てのない証券会社では、口座を取得してもIPO株の抽選に参加することはできないので注意してください。
様々な証券会社を使い、複数の口座を作って、抽選に参加することで、当選確率をアップすることができるので、良さそうな証券会社の口座をいくつか開きましょう。
IPO投資の手数料
IPO投資の売買手数料は証券会社によって幅広いです。
手数料が安いのは「むさし証券」や「ライブスター証券」。逆に高いのは「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」や「東海東京証券」です。
手数料などを参考にしながら、自身にあった証券会社を見つけましょう。
オススメの証券会社
マネックスはIPO株の取扱数が多く、またIPO抽選への参加者が(比較的)少ないので、オススメです。
手数料はそこまで安くないですが、高くもないです。
また、抽選方法は100%完全平等抽選で、資金が少ない方にも平等にチャンスがあります。
IPO初心者の方にオススメです。