世界でもっともグレードが高いクレジットカード11選

世界でもっともグレードが高いクレジットカードを11枚紹介します。
日本で取得できるクレジットカードもあるので注目です。
1.アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(ブラック・カード)
1位はAmerican Express(アメックス)のブラックカードである「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」です。
アメックスが2002年に発行したクレジットカードで、世界で初めてのブラックカードであると言われています。
会員一人一人に専属のコンシェルジュが付き、電話でレストランやホテル、航空券の予約などなんでもサポートしてくれます。
こちらのクレジットカードは世界展開しているので、日本の方でも取得できるクレジットカードです。
ただし、自分から申し込むことはできず、アメックスのプロパーカードを普段から利用し、アメックスからの招待を待つ必要があります。
年会費は初年度に入会金として54万円、年会費として37万8,000円が必要です。
チタン製のサブカードが持てることでも有名ですね。
参考:アメックスのブラックカード「センチュリオン・カード」の特徴、年会費、取得方法、噂など
2. Dubai First Royale MasterCard
ドバイ・ファースト・ロイヤル・マスターカードは、マスターカードの中でも非常にグレードの高いワールド・マスターカードです。
カードの縁は金で飾られ、中央には0.235カラットのダイヤモンドが付いているというカード自体もとんどもなく高価な作りになっています。
カード保有者にはライフスタイルマネージャーという一流のコンシェルジュがつき、様々なサポートをしてくれます。
「月が欲しいと要望すれば、月を取ってきてくれる」とまで言われるそのサポートは実際に、ブロードウェイ劇場のボックス席の売り切れチケットまで取ってくれたと言う報告もあり、高いレベルのコンシェルジュであることは間違いありません。
このカードの所有者は名前の通り、アラブ首長国連邦に多くいますが、基本的にはアラブに限らず、世界中に提供しているようです。
ただし、誰でも申し込めるわけではなく、入手するには招待を待つしかありません。また、その具体的な方法は明かされていません。
3.ラグジュアリーカード: MasterCard Gold Card
名前にはゴールド・カードとありますが、実際の実力(カードのステータス)はブラック・カードです。
このラグジュアリーカードは他のカードと違い、なぜかブラックカードがゴールドカードよりも低いランクに設定されています。
そのため、このラグジュアリーカードには「ブラック・カード」「チタン・カード」もありますが、一番グレードが高いのはこの「ゴールド・カード」です。
ハイクラスのクレジットカードにしては公式の露出が多く、日本でも展開しているので見たことがある方もいるかも知れません。
ラグジュアリーカードはMastercard最上位ステータスであるワールドエリートを日本で初めて採用したクレジットカードです。
つまり、日本で入手できる中で最もグレードが高いマスターカードということです。
ちなみに最上位のゴールド・カードは24金仕上げの金属製のカードです。トレイにカードを置く際やテーブルに落とした際の音で金属感を実感できます。
4. The Coutts World/Silk Card
イギリスのプライベートバンクであるCoutts Bank(クーツ銀行)が提供するクレジットカードです。
シルクカードを手に入れるには、まずCoutts Bankの預金口座を作り、顧客となる必要があるのですが、Coutts Bankの顧客になること自体、簡単なことではありません。
Coutts Bankは富裕層向けのプライベートバンク専業なので、庶民には縁遠い世界です。
5. JP Morgan Reserve Card
数年前まで「JP Morgan パラジウム・カード」として提供されていたカードの後継です。
基本機能は変わらず、シンプルで美しい券面も健在です。
特典は一律のものではなく、カード会員の希望や取引状況によって決まるようです。
ただ、24時間365日サポートしてくれる専任のコンシェルジュや空港のVIPラウンジ、ホテルの部屋のランクのアップグレードなど、ブラックカードによくあるサービスは全て付いているようです。
6. The Chase Sapphire Reserve Card
JP Morgan Chaseが提供するVISAインフィニットカードです。
VISAインフィニットはVISAカードの中でも最上級のカードにつけられるブランド名です。
このチェイス・サファイア・リザーブ・カードはグレードの高いクレジットカードとして非常に有名で、知名度が高いことも特徴です。
年会費は450ドルとハイグレードなクレジットカードにしては安めですが、入会のハードルは高いです。
7. The Merrill Lynch Octave Black Card
投資銀行の「メリルリンチ」がアメックスと提携して提供しているのが、この「メリルリンチ・オクターブ・ブラック・カード」です。
メリルリンチの投資口座に少なくとも1,000万ドルの資産を有する個人に招待が送られます。
年会費は950ドル。
8. The Delta Reserve Card from American Express
アメリカン・エキスプレスとデルタの提携カードです。
年会費は450ドル。
デルタが提携し、スカイマイルと言う名前からもわかる通り、航空関連の特典に強いクレジットカードです。
24時間年中無休のコンシェルジュサービスが提供されています。
9. The Stratus Rewards Visa Card
招待制のクレジットカードで、年会費は1,500ドルです。
グレードの高いクレジットカードは黒系統の券面が多い中、真っ白の券面が特徴です。
特典は高級ホテルルームの無料アップグレードやコンシェルジュ、プライベートジェットなどです。
10. The Citigroup Black Chairman Card
世界有数の大手銀行、シティが提供するクレジットカードです。
入会するには、シティのプライベートバンクと投資部門の顧客である必要があります。
年会費は500ドルと非常に抑えられています。
年中無休のコンシェルジュや旅行宿泊施設のアップグレード、空港ラウンジの利用など、様々なサービスを提供しています。
11. The Visa Infinite Card
VISAの最上級カードである「VISAインフィニットカード」です。
「VISAインフィニットカード」とは固有のカードではなく、世界中で発行される最上級のVISAカードにつけられる名称です。
上で紹介した「JP Morgan Reserve Card」もVISAインフィニティカードの1つです。
日本で発行されている「VISAインフィニットカード」はスルガ銀行が発行している「スルガVISAインフィニット」があります。
スルガVISAインフィニットカード
スルガ銀行の大口顧客向けクレジットカードで、日本唯一のVISAインフィニット。
年会費は12万円+税。
まとめ
1位は世界中で有名なブラック・カード「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」でした。
このカードは知っている方も多そうですね。
しかし、それ以外のカードは日本では馴染みの薄いカードなので、知らない方も多かったかも知れません。
ここに書かれているカードは基本的なただコツコツクレジットカードを使っているだけでは取得できません。
取得に必要なステータスは相当なものですが、興味のある方は挑戦してみても面白いかも知れません。
これらのクレジットカード取得を目指すということは、一流のビジネスパーソンになるということですから、悪い目標ではないでしょう。
参考:LendEDU