貯金が苦手な人でもお金を貯めるための14のコツ

貯金が苦手な人でもお金を貯められるようにするためのコツを紹介します。
貯金が苦手な人向け
貯金が苦手な人っていますよね。そんな方でも貯金ができるようになるコツです。
正直「よくあるコツ」が大半だと思うのですが、それだけ基本が大事ということです。
これまで貯金に挫折した人や今後どうやって貯金をすればいいかわからない学生さんの方はぜひ参考にしてください!
1.現状を把握する
まず、今自分がどのようにお金を使っているのかを確認しましょう。
一番基本的なのは家計簿をつけることです。
ExcelやMoneyForwardなどを使い、自分が今何にいくらお金を使っているのか確認しましょう。
パソコンが苦手ならノートを買い、手書きの家計簿をつけても構いません。
家計簿を付ける際は、ただ金額を記録するだけでなく、ジャンルごとに金額をまとめると、現状の把握に役立ちます。
- 食費
- 光熱費
- 日用品費
- 化粧品費
- 交際費
- 交通費
- 娯楽費
- 冠婚葬祭費
2.貯金専用の口座を作る
ちまたでよく言われるコツです。
しかし、この貯金専用の口座を作るというのはめちゃくちゃ重要です。
実際、お金を管理する上で口座は分かれていた方がいいですし、非常時のリスクヘッジとしても口座を分けるのは有効です。
貯金のために銀行口座を分けるというのは、ただのコツや心構えだけではなく、理にかなっているのです。
ちなみに筆者はこれだけで貯金を始めることができました。
今まで1つの口座しかなかった時は貯金なんてあってないようなものでしたが、新しく貯金専用の口座を作ってからは定期的に入金し、毎月手付かずでしっかり貯金できています。
また、状況に応じて副業用、普段使い用、投資用などと分けてもいいでしょう。
ただし、あまり複数の口座を作ると、管理が大変になるので、口座の数は3~4程度に抑えるのが大事です。
3.お財布を分ける
銀行口座に合わせて、お財布も分けましょう。
普段の買い物用、娯楽用など、おおまかな用途ごとにお財布を分けます。
すると、遊びに行った時に日常生活で必要なお金を使ってしまったりすることがなくなり、また残高も把握しやすいのでオススメです。
買い物をしたらレシートも分けて計算しておくと良いですね。
4.小さく短い目標を見つける
定期的に貯金をする際はただ毎月お金を貯金するのではなく、目標額も決めましょう。
例えば「半年で10万円貯めたい。」→「毎月2万円貯金しよう」というように小さく短期間の目標を決めて定期的な貯金の目標も決めましょう。
目標を達成することによって得られる達成感はモチベーション維持や次の目標決定に役立ちます。
5.予算を決める
毎月の貯金額の目標などに合わせて、毎月の出費の予算を決めましょう。
食費や交通費に何円までというルールを決めておけば、必要以上にお金を使うことはなく、それでいて無理に節約することもなくなります。
また、予算を決めた後は、冠婚葬祭など突然の出費に備えた「非常用資金」を用意し、先に紹介した専用の銀行口座やお財布に入れておきましょう。
そうすれば、急な出費や贅沢がしたくなっても、そのお金を使ってしのぐことができるので、予算案を無視することなく続けることができます。
6.先に貯金する
これも貯金のコツと重要です。
貯金は余ったお金を貯めるのではなく、まず先に貯金です。
最初に「収入のxx%」「毎月2万円」などと貯金する分のお金を確保し、貯金用の銀行口座に入金しましょう。
そして、貯金をした後に残ったお金で生活するようにしましょう。
7.定期的に貯金する
貯金は一ヶ月に一回や2週間に一回など、定期的に行いましょう。
手元にお金を貯めておき、まとめて貯金するのは無理です。
手元にお金が貯められるならとうに貯金できているはずです。
8.家計を見直し、節約する
そもそも貯金するお金が無い!という方もいるでしょう。
そういう方はまず先に家計を見直し、節約すべきです。
お金の節約をすることは非常に大切です。
例えば毎月1,000円収入を増やそうと思ったら、それだけでも1時間どこかでアルバイトしなくてはなりません。しかし、毎月1,000円支出を減らすと聞いたらどうでしょう。
多くの場合、収入を増やすことよりも、支出を減らす方が簡単です。
また、節約癖をつけておかないと、どれだけ稼いでも結局お金が足りなくなってしまい、貯金ができなくなってしまいます。
アルバイトで稼ぐ学生さんから大富豪まで、節約は非常に重要なことなのです。
9.固定費を見直す
携帯代や保険代はもちろん、ストリーミング音楽サービスなどでおなじみの月額制の支払いは要注意です。
また、美容院なども定期的に行き、決まった金額払うならば固定費と変わりません。
毎月決まったお金がなくなっていくのは大問題。
定期的に今、何に毎月お金を払ってるのかしっかり把握し、不要なものは即解約しましょう。
また、年会費のように忘れた頃に徴収されるものもあるので要注意です。
固定費をカットしても、中には水道代や電気代のようにどうしてもカットできない固定費もあるでしょう。
しかし、カットできないからといってそれで終わりにせず、ちゃんと見直しましょう。
今、固定費カットで有名なのは何と言っても格安SIMです。
DocomoやSoftBankで契約するよりもずっと安くスマートフォンやタブレットでインターネットを使うことができます。
10.クレジットカードでポイントを稼ぐ
クレジットカード払いと現金払いを比べたとき、圧倒的にクレジットカードで払ったほうがお得です。
クレジットカードで支払えば、ポイントが付き、事実上の割引として利用することができます。
多くのクレジットカードにはポイントサービスが用意されています。
ポイントサービスの詳細はカード会社によって異なりますが、カード利用金額の数%がポイントとして還元されます。
貯めたポイントはAmazonや楽天のポイントに交換したり、マイルに交換したりできます。
クレジットカードのポイント還元率はだいたいどこも0.5%~1.0%程度です。これは1,000円の利用で5円~10円相当のお金が戻ってくる計算です。
お店のポイントカードなどは非常にお得ですがそのお店や系列店でしか使えないというデメリットがあります。例えば「マツモトキヨシ」のポイントカードはマツモトキヨシでしか使えません。
しかし、クレジットカードのポイントサービスはクレジットカードによるほぼすべての支払いがポイント還元の対象になるという大きなメリットがあります。
クレジットカードであれば一般的なポイントカードと違い、使えるお店が非常に多いですから現金払いをクレジットカード払いに変えるだけでたくさんのポイントを貯めることができます。
クレジットカードのデメリットはお金を使った感覚がなく、お金を使いすぎてしまうことです。
クレジットカードのデメリットとして特に有名で、科学的にも証明されているのが「お金を使っている実感がなく、お金を使い過ぎてしまう」という点です。
現金であれば使えば使うほど財布の中身が減っていき、お金を使っている実感が湧くので使い過ぎを防ぐことができます。
ですが、クレジットカードだと一時的に借金ができてしまうため、お金を使い過ぎてしまいます。
しかし、そのような場合は、きちんと家計簿をつけたり、予算を管理することで防ぐことができます。
どうしても使い過ぎが怖いなら、口座と紐づいており、すぐに手元の現金が引き落とされる「デビットカード」や、あらかじめ入金した分の利用しかできない「プリペイドカード」を利用することがオススメです。
デビットカードはクレジットカードと違い使ったら即その場で銀行口座から代金が引き落とされます。そのため、お金の管理がしやすく使いすぎの心配が少なくなります。
借金(後払い)ではないので、クレジットカードのように翌月に請求を見て「こんなにお金を使った!?」と驚くこともありません。
11.貯金を第一目標にしない
貯金をあくまで手段です。
欲しいものを買うためだったり、いざという時のセーフティネット構築のための手段です。
とりあえず貯金できたから良いという考え方ではダメで、何のための貯金なのかということをしっかり考えて貯金しましょう。
12.適度にお金を使う
ただ我慢して節約/貯金しているだけではストレスが溜まった時にせっかく貯めたお金を思い切り使ってしまう可能性があります。
ガス抜きではありませんが、定期的に物欲も減らしていきましょう。
例えば貯金が100万円貯まったらご褒美に10万円使う等、貯金が台無しにならないようにお金を使うことも大事です。
13.視覚化する
貯金を視覚的に理解しましょう。
ただ通帳記入するだけでなく、毎月どのようなペースで貯金が増えているのか、今後どのように貯金を進めていくべきなのかをしっかり目で見てわかる形で管理しましょう。
お金の不安を解消するために、自分が持っている資産を一覧にした「資産リスト」を作ってみましょう。
14.お金の知識を得る
貯金をする際にただ思考停止してお金を銀行に突っ込むのは止めましょう。
それではママにお小遣いを預ける子供となんら変わりません。
貯金をしていく中で、
- いったいいくらあればセーフティネットとして機能するのか?
- 貯金以外の資産運用にはどのようなものがあるのか?
- 手数料や金利がいい銀行はどこか?
このようなことをしっかり考えましょう。
貯金で安定と挑戦心を
貯金の習慣をつければがあれば、お金に多少ルーズでも家計がうまく回るようになったり、「最悪貯金があるから大丈夫」と挑戦的になれたりするはずです。
我慢の節約や貯金ではなく、ぜひ戦略的に貯金をしてみてくださいね。