ベライゾンがメディア事業(米YahooやAOLなど)の売却を検討。金額は最大で50億ドルに上る可能性

ベライゾン・コミュニケーションズ社(Verizon Communications Inc.)が、米YahooやAOL等を保有する同社のメディア部門「ベライゾン・メディア(Verizon Media)」の売却を検討していると報じられました。

売却額は最大5400億円?

報道によると、売却にはプライベート・エクイティ(PE)会社のアポロ・グローバル・マネジメント(Apollo Global Management)などが関与しており、売却が成立すれば、売却額は40億~50億ドル(約4300億~5400億円)に上る可能性があるとのことです。

まだ取引は成立しておらず、ベライゾンがメディア部門を保有し続ける可能性もあります。

この件に関し、ベライゾンとアポロはコメントを控えています。

保有メディアはYahoo、AOLなど

ベライゾンは2015年にAOLを約44億ドルで買収。AOLが保有していたHuffPost、Engadget、TechCrunchなどのメディアもベライゾンの傘下に加わりました。その後、2017年にYahooのポータルサイトやニュースサイトなど、インターネット事業を約45億ドルで買収しました。

これまでベライゾンはいくつかメディア部門の資産を売却してきました。

著名な例では、2019年にYahooの傘下であるブログプラットフォームの「Tumblr」をWordPress.comなどを運営するAutomatticに売却、2020年にはAOLの傘下にあったリベラル系ニュースサイト「HuffPost」をBuzzFeed Inc.に売却しています。

まとめ

この売却が成立すれば、ベライゾンは保有するオンラインメディアを全て売却し、メディア事業から撤退することになります。

なお、日本のYahooはベライゾンとは資本関係がないため、売却が成立しても影響はないと考えられます。

参考: