ホワイトハウスのウェブサイトがWordPressで作られている理由

アメリカのホワイトハウスのウェブサイト(https://www.whitehouse.gov/)はWordPressで作られています。
DrupalからWordPressへ
ホワイトハウスのウェブサイトは元々「Drupal」(ドルーパル)というオープンソースのCMSで作られていました。
しかし、2017年12月中旬にウェブサイトがリニューアルされ、その際にCMSをDrupalからWordPressに移行しました。
ホワイトハウスのウェブサイトを確認してみると確かにWordPressが使われていることが確認できます。
例えば、画像のURLが以下のように明らかにWordPressを利用しているものになっています。
「https://www.whitehouse.gov/wp-content/uploads/2020/07/President-…」
WordPressに移行した理由は経費削減
CMSをDrupalからWordPressへ移行した主な理由は経費削減とのことです。
ホワイトハウスのウェブサイトはこれまで年間600万ドル以上のコストがかかっていたそうですが、CMSをWordPressに変更することで年間300万ドル以上節約することができるそうです。
ホワイトハウスの広報関係者はニュースサイトの「Washington Examiner」に「我々は現在、経費を年間60%以上節約している」と語っています。
まとめ
ホワイトハウスのウェブサイト(whitehouse.gov)はWordPressを使うことでサイト運用の経費を大幅に削減できたんですね。
whitehouse.govのような世界的に重要・有名なウェブサイトにWordPressが使われているというのは、WordPressの強みの1つだと思います。
政府機関のサイトでWordPressが使われているとわかれば信頼感が高まりますし、WordPressの運用事例としても価値があると思います。
「WordPressはセキュリティが不安ではないか(´・ω・`)」と個人的には思っていたのですが、こうしてWhite House のウェブサイトに使用されているのを見ると、ちゃんと運用すれば問題ないということがわかります。
whitehouse.govはWordPressが使用されている事例として覚えておきたいですね。
参考